インスタントポットで豚の角煮を作ってみた
あれは1年半くらい前だったか、アメリカの友人と話していたときのこと。
なんでも「超絶便利な調理器具がすごい勢いで売れている」とのことで彼女も買ってみたところ、あまりにも便利でなぜもっと早く買わなかったのかと後悔した、と興奮気味に力説してくれました。
「インスタントポット」というその商品名を検索すると、どうやら電気圧力鍋の一種らしい。
そもそも電気圧力鍋というもの自体を知らなかった私は、その日からありとあらゆる国内外の機種を調べまくりました。
実際に家電量販店にも足を運んで実物を見れるものは見て・・・。でも、どれも大きすぎたり、キッチンにこれはあまり出しておきたくないな・・・というデザインだったりでなかなか決められず・・・。
インスタントポットはアマゾンで購入出来るものの、日本に代理店があるわけではないので(多分)実物が見れません。それに日本語の説明書がないのがめんどくさそうで早くに候補から外していたのだけれど、私にとっては日本で売られているものはどれも一長一短で、結局最後はインスタントポットが一番良さそう、ということで購入を決断。
購入に至ったポイントは
・サイズが3種類あって、ちょうどよさそうな大きさのものを見つけられた
・デザインがシンプル
・内鍋で炒めたり、焼き色をつけたりできるのでフライパン不要で洗いものが少なくて済む
・delay timer(遅れてスタートさせる機能)つきで、帰宅時間に合わせて仕上げることが可能
・スロークッカー機能つき
などなど、私が調べた限りでは、この値段でここまでカバーしている機種は他になかったように思います。
他にも炊飯、保温、ヨーグルトを作る機能までついている。
難点は日本語の説明書がないこと・・・くらいしか思いつかない。
さて、先日無事アメリカから到着し(注文してから5日くらいで届いてびっくり)、
説明書通りに動作確認と試運転をして問題なかったので、早速今日は豚の角煮を作ってみました。
レシピはこちらを参考にさせていただきました。
英語だけれど、日本人女性が運営しているサイトなので、日本の家庭料理のレシピがたくさんでとてもありがたい。インスタントポットのレシピはアメリカ人が公開していることが多くて、どうしても日本の食卓の日々の晩ご飯には応用が難しいので。
電気で加熱するので、ガスコンロにフライパンをかけるよりはやはり熱がまわるのに時間がかかります。
内鍋がくっつくかなあと思ったけれど、全然でした。うれしい。最初くっつくのが嫌だから、ここはフライパンで・・・とも思ったけど大丈夫。
ショウがとねぎの青いところを加え(今日はネギはいれなかったけど)、水をかぶるくらいまで注ぎます。ふたをして、圧力弁を「sealing」にする。
十分に中が加熱されると、設定した圧力調理(今回は35分)時間が表示されてカウントダウンが始まります。これに10分強?かかったかな?(正確ではありません。たぶんそのくらい)オーブンの余熱のような感じですね。何かのレシピを参考にする時、加圧と減圧に要する時間が考慮されていない場合があるので注意が必要です。
調理が終わったら、自然に放置するか、上部の弁を「venting」モードにして減圧します。終わると横のポチが下に下がってフタをあけてよいという合図に。
お湯で洗い、お鍋の茹で汁も捨てます。鍋を軽く洗ってお肉を戻し、調味料とゆで卵を投入して再度10分加圧。
めちゃくちゃ美味しそう。
今回はゆでこぼしの行程を経ましたが、いきなり調味料入れて圧力調理でも、またスロークック機能を使って何時間も煮込んでも作れそうです。調理中に完全に目を離していていいというのは本当に魅力でした。コンロにお鍋だと、毎回同じ仕上がりにはならないから、ちょくちょく火加減や水加減を見なければいけないけど、このお鍋にはそれがない。完全放置で大丈夫です。炊飯器にご飯を炊いてもらうイメージかな?あの間違えない感じ・・・(私はたまに間違えるけど笑)。
ちょっとこれは想像した以上に便利でした。しかも内釜とフタは食洗機対応とのこと!さすがアメリカ!
買ってホントによかった。
これからもおでんを煮たり、鶏ハム作ったり、カレーやシチュー、煮込みなどに大活躍の予感!
いろんな人がいろんなレシピ動画をあげていて、この間はフォーのスープを
作っている動画も見たからそれもやってみたい。
楽しみ楽しみ。