一日一工夫

苦手な家事を少しでも楽にするための試行錯誤の日々を綴っています。

ロンドンで職探し①〜仕事をしていた時のこと

1.引っ越し直後
2005年にロンドンへ引っ越し、最初の1年は何も仕事をせずに、現地の小学校を訪問して日本文化を伝えるボランティアに参加させてもらったりするほかは主婦としてのんびり暮らしていました。
その後、知り合いの会社で郵便物の封入などの単発バイトにお声がかかったり、地元の公文式のお教室で採点のアルバイトもするように。
住んでいたフラットのすぐ裏手にある教会の集会所で、週2日、夕方の3時間程度。長い折りたたみ机を廊下から運んで組み立てるところから
教材を解いている子どもたちの机をまわってつまづいているところを教えたり、走り回る子たちを着席させたり、出来た用紙を採点してから新しい教材を渡したり・・・。
このお仕事は本当に楽しかったです。ただいかんせん週に6時間では就労時間が少なすぎるので、フルタイムの仕事を探していました。

2.職探し〜就職が決まったときのこと
職探しで一番最初にやったことは、エージェントへの登録です。私の場合は英語力に乏しかったので、英語は当然必要でも、同僚とのやり取りで日本語を使えたり、もっと言えば日本語を話せることがアドバンテージになる場合もある日系企業にしぼって探しました。日系の就職斡旋会社に履歴書を持参し、職歴や希望などを面談で伝えると、後日条件に合いそうな会社を探し出して面接をアレンジしてくれます。私は2社くらい登録して、面接は5社くらい行ったでしょうか?不採用だったり、やりたい仕事ではなかったりして、エージェント紹介の仕事とはご縁がありませんでした。
そんなとき、日本食スーパーに置かれていた日本人向けのフリーペーパーの小さな小さな求人広告を見つけてコンタクトを取った会社が・・・その後UKを離れるまで10年間お世話になった会社だったのでした。
実は最初に連絡をして面接に行ったときには、英会話学校にも行かず、英語やイギリスそのものにもまったく興味がないまま渡英したこともあり、文字通りひと言も(!)言葉を発することが出来ずに帰宅し、不採用。ですがこの仕事は、私が日本で就いていた職種と同業だったため、結果の電話をもらったときに「英語が話せるようになってからまたご連絡ください」と言ってくれていました。半年くらい後に少し英会話にも慣れた頃に電話をしたらその時は面接も何もなく、いきなり条件の説明と、必要書類を渡されて終わり、というあっけないものでした。

続きます