一日一工夫

苦手な家事を少しでも楽にするための試行錯誤の日々を綴っています。

ハビットトラッカーの記入法を変えてみる

私は仕事でもプライベートでも、管理しなければいけないほどの予定はなくて、手帳は主に記録をとるために使用しています。
年末、何かと振り返ることの多い時期に、毎日律儀に色々記録を取っている割には、習慣化したいことが習慣化されていないし、のぞむ結果も出せてないことに気付き、原因と対策を考えてみました。

ダイエットや勉強を習慣化したいとき、一般的に使われるのは「ガントチャート」による「ハビットトラッカー」だと思います。
表の縦軸に「エクササイズ」「勉強」「読書」などの項目、横軸に日にちが書き込まれて、達成できたら印をつけるなり、シールを貼るなりというものです。最近の手帳でも、予めこのページが設けられているものも多くなってきたように思います。
私は「手帳を毎日書く」という習慣だけはもう何十年も続けているので、ガントチャートも毎年1度はやりかけます。
やりかけますが、続かないし、思うような結果も出ていません。
自分なりに原因を分析してみたのですが、1日2日空欄になっても、最初は気持ち悪くてなんとか続けようとするのですが、そのうちやらなくても平気になってしまうこと。そしてこれは本末転倒なのですが「やったこと」にしたいために、およそやったとは言えないレベルでも「やったことにしてしまう」というチートをするようになること。そしてだんだんチャートのあるページを開くのが面倒になりやらなくなること。
そこで考えて、最近「習慣化が望ましいもの」ではなくて「やらない方がいいもの」をやってしまった時に記録するという方法に変えました。
例えばダイエット中なら「炭水化物は週○食まで」とか「お酒は週何日」、節約の最中なら外食の回数とか、予め1週間なり1ヶ月なりの区切られた区間で「何度までならいいか」を決めて、あとはそれをしてしまったりそこへ行ったりしたら、その時に印をつけます。そうすると、ガントチャートを空欄にしてしまったという時以上にインパクトがあり、区切りと回数という分かりやすい指標があるので目標を守りやすくなりました。タスクだけでなく、表の記入自体も毎日ではなくなるのでこちらもハードルが下がります。望ましくない行動の頻度や傾向も分かり、こちらの方が断然生活習慣の改善のためのデータとして有効だと気づきました。
来年はこの方法で成果が出ますように・・・。