一日一工夫

苦手な家事を少しでも楽にするための試行錯誤の日々を綴っています。

インスタントポットのスロークック機能でポトフを仕込んで出勤

スロークッカーという調理器具をご存知でしょうか?電力で低温調理をしてくれるお鍋で、長時間つけっぱなしでも火事にならないので完全ほったらかしが可能な便利な調理器具です。

インスタントポット購入のきっかけは圧力鍋が欲しかったからなのですが、このスロークッカーも長年欲しいと思っていて、1台で両方の機能を備えていることが決め手となりました。にもかかわらず、便利なことは分かっていながら、スロークックの機能は使わずじまい。
理由は簡単で、使いたいと思う時間に材料を用意出来なかったから・・・。

スーパーでの買い物と献立決めが大の苦手な私は、いつもギリギリまでその日の夕飯を決められず、買い物はいつも夕方。そして翌日の分の献立まで考えられないから翌日以降の分の食材も買えない・・・。という悪循環。

この問題を見事解決してくれたのがネットスーパー。利用を開始してからというもの、常に数日分の献立を用意出来る食材を手元に置くことが出来るようになり、長年の夢(?)だった「朝、スロークッカーのスイッチを入れて仕事に行く→帰宅したらもう出来上がってる♪」が可能になりました。

今日は冷蔵庫に数種類の根菜と、ブロッコリー。先日コストコで購入した大きめソーセージの封を切ったものが数本残っていたのでポトフを作ることに。


まずは材料を切って・・・。
かなりやわらかく仕上がるので、大きめに切るのがポイント。
切ったり皮をむいたそばから、どんどん内鍋に投入します。


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あとは、スープキューブをポンとのせて。2〜3人分に2個くらいかな?お水をひたひたになるくらい注ぎます。

「スロークック」ボタンを押して、+−ボタンで時間の調節。今回は4時間にしました。

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このとき注意することが。スロークックモードにしても圧力モードにしてもどちらの場合も「keep warm」というボタンが自動的にonになります。調理が終わった後に自動的にアツアツに料理を保ってくれる機能ですが、調理にかかる時間+2時間程度以上留守にする時(例えば朝スイッチを入れて帰宅は夕方以降、とか)には私はこれをかならずoffにします。保温機能のみとはいえ数時間つけっぱなしでは火が通りすぎる気がしますし、光熱費もかかります。帰宅してから温め直す位の時間はありますしね。ただこちらのインスタントポット、そんなことに悩まなくていい便利な機能がついておりまして。
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こちら「delay start」ボタンは、帰宅時間から逆算をして出来たてというタイミングになるように遅れてスイッチを入れてくれる機能です。
例えば、8時間後に帰宅する場合には、まずメインの調理時間を設定してから(今回の場合は4時間)、このdelaystartを押してこちらも4時間に設定すると、自動的に4時間後に調理を開始してくれるわけです。ただ今は夏ですので、常温で食材を4時間放置するのが心配で、やむを得ずすぐに調理にとりかかってもらいました。冬になったら使います(説明書によると、一部この機能に向かない料理があるようですが)。


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帰宅時。スイッチが切れてから6時間くらい経過していたでしょうか?部屋中にいいにおいがたちこめていて幸せにな気分に。



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人参は半分に切っただけの大きさなのにとても柔らかくなっています。
ブロッコリーは今回手抜きで一緒に入れてしまいましたが、在宅時には遅れて投入するか、別で下ゆでしてから最後に加えた方がいいかも。
私はこういうスープでくたくたに煮えているのも好きですが。



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付け合わせに悩んだら必殺トマトとタマネギサラダ。今回は義実家からバジルをたくさんもらってきたので刻んで混ぜました。


スロークックでほったらかし料理は簡単で手間も時間もかからないだけでなく、キャベツの芯とか根菜類の皮とか、他の調理法では捨てなければいけない部分も丸ごといただけ、油を使うシーンもほとんどなく、お野菜たっぷりで健康的と、いいこといっぱいです。
夏も終わって温かい食事がおいしくなる季節がはじまり、ますます活躍しそうです。