一日一工夫

苦手な家事を少しでも楽にするための試行錯誤の日々を綴っています。

棚のホコリ取りは100円手袋で

棚の上などの埃とり、昔ながらの「はたき」ではホコリが舞うし、棚などの上をすべらせて吸着させるタイプだと、物と物の間やサッシの隅っこなどのごみが取りにくい・・・。
これを解消するために、冬場になると100円ショップで売り出される伸びるフワフワ手袋(防寒用。パステルカラーなどの可愛い色のやつです)を掃除機を持たない反対側の手にはめて掃除しています。
置物(はなるべく置かないようにしているけれど)はそのまま撫でればきれいになるし、玄関先の鍵などを置くトレーや、ベッドのヘッドボード、特にサッシの隅っこやレールの間についたホコリや汚れがすっきり取れて気持ちがいい。
掃除が終われば、付着したホコリは手で取り除いて、洗濯機に放り込んで洗ってしまいます。
もっと細かい箇所、たとえばスイッチパネルやインターホンのモニターの厚みの上部なども強めに指でこすればはたきやモップより簡単きれい。しかも素材的にマイクロファイバーの雑巾と似ているので面白いくらいに取れます。
ちなみに掃除機はマキタのコードレスクリーナー。シンプルな作りながら吸引力もあり、狭いマンション暮らしにはちょうどいいです。何より軽い。
というわけで、我が家のマキタが引っかかってるフックには片方の手袋がいつも一緒にぶら下がっているのでした(笑)。

キッチンスケールを出しっぱなしにしておく

掃除をするときに「物をどける」という一手間が加わると面倒臭さが倍増するので、ものは出しておかず、極力しまうようにしています。特にキッチンでは本当に頻繁に使用するもの以外は全部しまっています。物をどける以外に、料理中の油などの汚れが付着するからです。出しているのはコーヒーの粉とフィルター、お玉や菜箸などを立てている容器、やかんとコーヒーポットのみ。それくらい物を外に出しておくことに神経質になっている私がこの他にもう一つ出しっぱなしにしているのが「キッチンスケール」です。確かカタログギフトでもらいました。
最初はお菓子を作るとき(滅多に作りませんが)くらいしか使用していなかったのですが、重曹とかセスキとか、ナチュラルクリーニングで使う洗剤を調合するとき「水1リットルに対し何g」とかいう書き方をされていることが多く、どのくらいの量なのか分からないときにも重宝します。容器にメジャーカップで水を量り入れてからスケールに乗せ、0グラムにリセットしてから指定のグラム数になるまで薬剤を入れます。重曹とかセスキなどは量を適当にして入れすぎると拭きあとが残ったり、家具や壁などを傷めたら嫌ですし、正しい分量って大事だと思います。
ひき肉や細切れ肉などを大量に購入して小分け冷凍する際なども、目分量でも問題ないといえばないですが、きっちりのグラム数にしておくと新しいレシピを試す時などには重宝します。
お料理のレシピって、たまにお野菜でも「○個」とかでなく、グラム表示されてる時ってありませんか?私はあれがめちゃくちゃストレスで、まあこのくらいだろうで作って微妙だった、という経験があるので、なんでもすぐ量れると思うだけで安心します。
そういえばどこかで読んだのですが、食べ物の塩分含有比率で、人が最も美味しいと感じるパーセンテージというのがあるそうです。だから、いつも目分量で味付けして薄かったり塩辛かったりする場合は、お鍋やボウルなどの調理器具の重さを予め量っておくと、中身のお料理の重さがわかり、それの何%で計算して塩分を加えるとちょうどいい味付けになるという原理ですね。
お鍋やボウルの計量、いつか気が向いたらやりたいと思います笑。

週イチ、月イチ、年イチ家事の管理法

一定期間おきに行う家事ってありますよね。
・洗濯機の「槽洗浄」
・風呂釜洗浄
・冷蔵庫や電子レンジの庫内を拭く
・洗濯機の排水ホースの汚れを取り除く
・引き出しの中の細かいゴミや汚れを取り除く

などなど。
ふとした瞬間目について「前いつやったっけ?」「そもそもどれくらいの頻度でやればいいのかな?」などとあれこれ考えるのって意外に脳を疲れさせるものだと思います。で、どれくらい時間がかかるのか?前回いつやったのかも分からず、開けてみてえらいことになってたらどうしよう・・・などと考えて結局やらないなんてパターン、よくあるのではないでしょうか?
週間の家事を一覧にして何をいつやるかの把握をし、それに沿って行動することで気疲れを激減させることに成功したので、月ごと、数ヶ月ごと、年に1回などの家事も全部実行日を決めたくなりました。

そこでまずは、大きな紙に考えつくだけの「たまにする家事」を書き出し、頻度を考えたり、どれくらいおきにすればいいのか分からないものは調べたりして、長さ3センチほどの小さな付箋にそれぞれ書き写し、後ろに「毎月」「1回/3ヶ月」「年」などと頻度を記入。それを手帳の月間ページに貼りました。
時間や労力のかかる家事は分散させて、それぞれ完了したら次回実施予定の月のページに付箋を移動。こうすればその時までそのタスクのことは完全に忘れていられます。この「忘れていていい」ということの効果は家事嫌い克服には絶大な効果があることを実感しています。
それにしても、それなりに時間をかけて洗い出したつもりなのですが、このての家事って本当に後から後から出てくるものですね。そして頻度も家庭によってさまざま。私の場合は「え!?そんな頻繁にやるものなの?」という驚きのパターンがほとんどでしたが(笑)。
頻度は家族の人数や家族構成によっても異なると思うのですが、何より「よそではこれくらい頻繁にやるのが当たり前らしい・・・。」などとプレッシャーを感じたり、人と比べる必要はないと思います。快適さの感じ方は人それぞれ。自分が楽にこなせてかつそこそこ快適ならそれが一番。この方法を試しながら、快適と楽の我が家のペースを見つけていこうと思います。

ドライヤー面倒臭い!の解消法

「お風呂めんどくさいな・・・」って思う時、そのめんどくささの9割以上は「髪を洗って乾かす」作業(作業?)のことを指すのではないでしょうか?私はそうです。湯船に浸かるのはむしろ大好き。
ドライヤー面倒なら髪を短くすれば?とも思うのですが、結べない長さの髪をセットしたり、頻繁にカットしたりはもっと面倒。
なのでくる日も来る日も長い髪を乾かしているわけですが。
私は寝る前にお風呂に入るので、1日の終わりにやっとベッドに入れる!というご褒美の直前にこの大御所タスクが待っているわけで、気の重さもひとしおです。
何とかこの大仕事を楽に乗り越えられないかと考え、よくモデルさんとかがやってるようにストレッチをしてみたり、ついでに洗面所周りの掃除を終わらせてしまおうと試みたりしてみたのですが、片手が塞がっているので思うように出来ないし、第一ストレッチや掃除は楽しいものではありません。
そこで洗面所にタブレットを持ち込んで動画を見ることにしたのですが、今度は音がうるさくて音声が聞こえない・・・。
でも中には音や話し声を聞き取らなくてもいい類の動画もたくさんあって、それを見ながらだと本当にあっという間!
無事解決です。
さらに、行き当たりばったりに選ぼうとするとドライヤー向けのいい動画を探すのに時間がかかったりするので、私はyoutubeのお気に入り動画のカテゴリーに「ドライヤー」という項目を作りました(笑)!
私の場合ですと、人がただ延々話していて、内容を全部字幕にしてくれているものとか、換毛期の犬のフワフワの毛をひたすらクシで取り除いていく動画とか(笑)、絵を描いたり何かの作品を作っている動画とか、いくつかお気に入りがあります。
ドライヤーの時間が大好きな動画鑑賞タイムに変身!!!・・・とここまで書いておいて、別に目新しくもない解決策なのかもしれませんが、適してる動画を選んでおくというのもこれだけで心理的ハードルを下げ、時間の節約になるので、是非お試しください。

替え芯収納の最強アイテム

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無印の「ポリプロピレン めがね・小物ケーススタンド式 大」が、替え芯の保存に最高すぎます!!!

私は毎日かなり文字を書く&色々なペンを併用しているため、たくさんの替え芯をストックしているのですが、ポーチに入れたり、お道具箱のようなケースに入れたりしていた中でこれが一番使いやすくてお気に入りです。

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フタがこんな風にあいて、上から見ても一目で分かり、それぞれの色や型番の残り本数もよく見えます。

 

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什器に引っ掛ける穴を開けてある部分はひらひらして丈がやや引っかかるのでカットし、1本の袋に同じものを数本入れてまとめています。かさばらないし本数の把握も楽。

 

替え芯の本数にここまで神経質になる人もそうそういないでしょうが笑とにかくおすすめです。他にもカラーペンの収納などにもよさそうですね。

 

 

 

お風呂掃除の新兵器!?

家事嫌いさんは些細なことでもっと家事が嫌いになったりします。
私がお風呂掃除嫌いなのは、冬場タイツや靴下を脱がなければいけないから!
「それならお風呂用の靴を履けばいいじゃないか?」と思われるかもしれませんが、あれ、足が小さい人には危ないと思います。
脱げないようにかばって浴槽出たり入ったり・・・。
おまけに口が大きいから必ずと言っていいほど水が入ってきてしまうし。

先日、プロのクリーナーさんをお願いして、お風呂場を徹底的に掃除していただきました。
鏡のうろこも、壁のざらざらもピッカピカ。
すごく気持ちがいいのですが、同時にめちゃくちゃプレッシャーでもあります。
決して安くはないお金をお支払いしたし、ここはこの綺麗な状態をできるだけ保ちたい。
お風呂上がりの鏡の水滴を数時間でも放置したらまたうろこになっちゃいそうなので、できるだけ水分を残さないようにお風呂上がりに体を拭いたあとのバスタオルで拭いていました。
お風呂の汚れは、まだお風呂場が温かくて湿気もあるうちは楽に取れるもの。なので鏡だけでなく、壁もドアもあがる前にさっとこすって、上がってからバスタオルで拭いていたのです。が、重いし大きいし使いにくい。
そこで思い出したのが吸水タオル。よく水泳の選手がプールからあがった後に身体を拭いているあれです。
景品でいただいたものがあったのを思い出して拭いてみたら、とっても楽で早い!小さくても水分絞ればすぐにまた吸ってくれるのであっという間です。
お風呂掃除ほど早め早めが功を奏する掃除場所ってないのではないでしょうか?湯冷めしない程度にこれからも湯上り5分掃除習慣にしようと思います。

手帳の空白が怖い?

文字を書くのが大好きで、途中に何度か空白期間はあれど、学生の頃から今までずっと日記もしくは手帳を書いています。
ここ十数年はずっと、日記も書けるような手帳(1日1ページなどの)を愛用しています。
私はよほどの用事がない限り外には出たくないタイプなので、管理しなければいけないほどの予定はなく、スケジュール管理というよりは後々見返すための記録目的で書き込みをしています。次のカラーリングはいつ頃いけばいいかとか、前回の歯医者さんの検診はいつだったかとか、年間行事ではどんな買い出しをして何を作ったか?など。特に家事嫌いさんにはこの記録はとても役に立つと思います。年末年始に自宅で集まった時の買い出しのレシートなんかもそのままその日のページに貼っておいたり、家に人を招いて食事を作った時の献立や人数なども積み重なると貴重な情報となって、心理的負担を減らしてくれます。見返したいような記録を書いた日のページには付箋をつけてすぐにアクセスできるようにしてあります。

「1日1ページの手帳を使い始めたけれど、書くことなくて空白の日々が続くとプレッシャーになる」という話をよく聞きます。私は書くことそのものが大好きなので、どんなに忙しくても手帳だけは毎日開くのですが、それでも疲れすぎて気乗りしない日ももちろんあります。
最近では編み物に夢中になりすぎて、明けても暮れても編み物編み物・・・。手帳はやっつけで1日1ページのスペースにほんの1−2行という期間がしばらく続きました。
編み途中の作品の毛糸がなくなってしまい、いったん編み物三昧は終わったのですが、夢中になりすぎるあまり日常の他の要素が疎かになっていたなと反省。そして何気なく手帳をめくりかえし、数週間におよぶスカスカページをみて気付きました。「書けない、書きたくない、書く暇ない、も立派な記録だ」と。
やたらいっぱい書いて、何ならシールなどでデコって・・・ってやっている日は大抵体調も良くモチベーションが高い期間。
何も書いていなかったり、やっつけ程度の日は超多忙か、もしくはものすごく熱中する何かをしていたか、もしくは疲れたり落ち込んだりしていたか。その様子自体がものすごく貴重な記録になっているな〜と大発見をした気分でした。
手帳は無理に埋めなくてもいいし、書かない日もそれ自体が記録になる。

ちなみに私は、過去の日付のページで空いている部分には、その日付とは関係ない調べごとのメモなどを書き込んでこれも見出しの付箋をつけたりして活用しています。料理のレシピとか、何かの手続きの方法とか。
何でもかんでも記録しておくことは、未来の自分を助けてあげることだと痛感しています。
空白も一種の記録!くらいの気持ちで、書いてみられてはいかがでしょうか?