一日一工夫

苦手な家事を少しでも楽にするための試行錯誤の日々を綴っています。

手帳の空白が怖い?

文字を書くのが大好きで、途中に何度か空白期間はあれど、学生の頃から今までずっと日記もしくは手帳を書いています。
ここ十数年はずっと、日記も書けるような手帳(1日1ページなどの)を愛用しています。
私はよほどの用事がない限り外には出たくないタイプなので、管理しなければいけないほどの予定はなく、スケジュール管理というよりは後々見返すための記録目的で書き込みをしています。次のカラーリングはいつ頃いけばいいかとか、前回の歯医者さんの検診はいつだったかとか、年間行事ではどんな買い出しをして何を作ったか?など。特に家事嫌いさんにはこの記録はとても役に立つと思います。年末年始に自宅で集まった時の買い出しのレシートなんかもそのままその日のページに貼っておいたり、家に人を招いて食事を作った時の献立や人数なども積み重なると貴重な情報となって、心理的負担を減らしてくれます。見返したいような記録を書いた日のページには付箋をつけてすぐにアクセスできるようにしてあります。

「1日1ページの手帳を使い始めたけれど、書くことなくて空白の日々が続くとプレッシャーになる」という話をよく聞きます。私は書くことそのものが大好きなので、どんなに忙しくても手帳だけは毎日開くのですが、それでも疲れすぎて気乗りしない日ももちろんあります。
最近では編み物に夢中になりすぎて、明けても暮れても編み物編み物・・・。手帳はやっつけで1日1ページのスペースにほんの1−2行という期間がしばらく続きました。
編み途中の作品の毛糸がなくなってしまい、いったん編み物三昧は終わったのですが、夢中になりすぎるあまり日常の他の要素が疎かになっていたなと反省。そして何気なく手帳をめくりかえし、数週間におよぶスカスカページをみて気付きました。「書けない、書きたくない、書く暇ない、も立派な記録だ」と。
やたらいっぱい書いて、何ならシールなどでデコって・・・ってやっている日は大抵体調も良くモチベーションが高い期間。
何も書いていなかったり、やっつけ程度の日は超多忙か、もしくはものすごく熱中する何かをしていたか、もしくは疲れたり落ち込んだりしていたか。その様子自体がものすごく貴重な記録になっているな〜と大発見をした気分でした。
手帳は無理に埋めなくてもいいし、書かない日もそれ自体が記録になる。

ちなみに私は、過去の日付のページで空いている部分には、その日付とは関係ない調べごとのメモなどを書き込んでこれも見出しの付箋をつけたりして活用しています。料理のレシピとか、何かの手続きの方法とか。
何でもかんでも記録しておくことは、未来の自分を助けてあげることだと痛感しています。
空白も一種の記録!くらいの気持ちで、書いてみられてはいかがでしょうか?