一日一工夫

苦手な家事を少しでも楽にするための試行錯誤の日々を綴っています。

洗濯物たたむの面倒…。時短のコツあれこれ

仕事から帰ってきて一息つきたいのに、夕食終わってまったりしたいのに、もう寝たいのに!!!
リビングの片隅から、ソファーの上から、そっとこちらの様子を伺ってるアイツ…。そう、畳んでない洗濯物。
家事が苦にならない人は、きっと出先から戻って取り込んだついでとかにチャッチャッと済ませてしまうのでしょうけれど、我ら(勝手に)家事苦手組にはあと一息超えられない悩みのタネではないでしょうか?
以前は取り込んだ洗濯物をかごなどに入れて、TVや動画を見たりしながらリビングに座ってたたんでいました。
ただこれ、夏場とか、旅行からの戻りとかの量が多い時は途中で嫌になるし、アイテムごとに分けてまた各部屋にしまいに行くのがこれまた面倒だったりします。
どっしり座った状態から立ち上がるのが一苦労、正座も辛いし、人別、アイテムごとに積み上げた山を崩さないように各部屋へ運ぶのも(そんなに部屋ないけど)これまた一苦労。引き出しがパンパンだったりスカスカだったりでしまいにくくてここでも一苦労…。
私にとって気の重い家事の一つです。
そこで何とかならないかとあれこれ考えた末に思いついた手順を書いてみたいと思います。
ちなみに我が家はタオル類は乾燥機、それ以外はほぼ浴室乾燥なので、洗濯物が集まる場所は洗面所です。なのでまず、洗面所で使うものとそれ以外に分けて、洗面所のものはそこから出さないようにします。

<タオル類>
洗面所の手ふき、バスタオル、キッチンの手ふきなどは、たたむ前に家のなかをぐるっと1周して使用済みを回収しながら同時に洗濯したものをかけてまわります。この際「毎朝」とか「寝る前に」とか時間で縛ってしまうとやらなくなるので、「交換のタイミングは洗濯物を取り込んだ時」と割り切ります。使用済みは洗濯かごに。タオル類は乾燥機にかけているので、2枚ずつあれば毎日取り替えられます。収納にしまう手間が省けるし、収納場所もうんと少なくて済みます。洗面所・キッチン手拭き・トイレの手拭きは同じものをそれぞれ2ー3枚ずつ持っていて、それぞれの場所で色やデザインを変えています。その場所に行けばどれと交換すればいいのか考えなくても分かるようにしておくことも疲れなくするポイントだと思います。

<下着・部屋着>
前日の着替えの直前まで着ていた部屋着(兼寝間着)を朝起きてから洗濯するのですが、それを取り込んだら(たたまずに)脱衣所に置いておき、入浴後にそのまま着ます。なので部屋着も基本2セットをローテーションさせていることになります。取り込んだものをそのまま着るってどうなの!?と思われるむきもあろうかとは思いますが、時短と家事負担削減のためなら女子力低かろうがものぐさ極まりなかろうが私は気にしません。夫の下着類は洗面台でたたんで所定の場所に。これだけの量ならすぐ終わります。

<それ以外>
夫の通勤用のYシャツと私のワンピースやシャツ、ブラウス類はハンガーで干し、そのまま所定の場所に戻してつるします。ハンガーは無印の、アルミ製で確か3本で300円くらいのものが細くてスペースを取らず、濡れたものを干しても錆びず、見た目も美しいのですべてこれで統一しています。色のついたもの、クリーニング屋さんのものなどはいっときすべて処分しました。こんな些細なことでかなり心理的にもスッキリします。

以前はタオルにしても部屋着にしても、ちゃんとローテーションさせてまんべんなく使わなきゃと考えていました。ですが今は、同じものを1日おきでまわして、いたんだら処分する、という方法に落ち着いています。
この方法を始めたら、それぞれのアイテムを持ちすぎだということに気づかされました。それもあって余剰分を早く処分するためにも同じものを頻繁に使い、適正量を下回るまでは買い足さないと決めています。乾燥機や浴室乾燥のおかげで、2ー3枚づつの衣類を持っていれば着るものなくなった!という事態には陥らずにすみますし、予備をストックする必要もなくなってスペースのムダも防げます。

というわけで、今では洗濯物の片付けは、帰宅して手を洗ったついでに10分以内で済ませることが出来るようになりました。とは言ってもまだまだ手を洗ってすぐにリビング直行でドサーっとソファに座り込む日だってもちろんありますが。でも、以前とは比べものにならないくらい素早くそして楽です。

それにしても、洗濯物のことでこんなに語るとは…。
何か参考になれば嬉しいです。